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台風が過ぎた後に浸水…堤防決壊で“町一帯”に流水 洪水被害を防ぐ“調整池”でなぜ【報道ステーション】(2026年9月23日)

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조회수 46,197회 · 좋아요 451 · 참여율 0.98% · 2026-09-23 📊 채널 정보 보기 ▶ 유튜브

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台風が過ぎた後に浸水…堤防決壊で“町一帯”に流水 洪水被害を防ぐ“調整池”でなぜ【報道ステーション】(2026年9月23日)
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千葉県北部に位置する印旛沼。
台風25号の影響で、22日、堤防の一部が決壊し、周辺は、相当な範囲で冠水が続いています。


■台風が過ぎた後に浸水

避難した住民が、様子を見に戻ってきていました。

自宅が浸水
「(Q.避難を決断したのは、いつ)きのう。急に水がひたひた来た。朝の5時半、6時ぐらい。ここは防災無線から遠く、聞こえない。防災メールを確認したら、土砂災害はレベル4だったが、水の避難のメールは何も入ってなかったので、自己判断で(避難)」

自宅は、床上浸水。
浸水は、台風が過ぎた後だといいます。

自宅が浸水
「(Q.驚かれたのでは)もう、びっくりです。(Q.印旛沼にも堤防もあるが)もちろん立派な堤防ありますよ。(Q.堤防が決壊するというのは)そんなこと、ありえないだろうと」

地元でコメ農家を営む男性。農機具がある倉庫の様子を確認しに行きました。

コメ農家 
「思ったより水が多くて。本当は中に入りたかったけど、入れるような状態ではない」

コメの収穫は終えていますが、退職金で、今年、購入したばかりの農機具は、すべて水没してしまったそうです。

コメ農家 
「(Q.水が引いてから農業を再開するか)年も年ですし、よく考えます。いっぺんに全部なくなったから、もう潮時なのかなという気持ち。兄弟とかいろいろ、身内の人と相談して考えます」


■「治水」役割 …周辺の川も決壊

印旛沼は、佐倉市などに接する西沼と、成田市や印西市へと広がる北沼に分かれ、“捷水路”で結ばれています。
古くから、農業や生活用水として地域を支えてきたほか、西沼は新川などを通じて東京湾へ、北沼は利根川へとつながり、長年、治水の役割を担ってきました。

しかし、今回の記録的な雨によって、北沼の堤防が決壊。水資源機構によりますと、決壊したのは北沼の2カ所のほか、利根川へつながる長門川の堤防の合わせて3カ所です。北沼の水量は、約1070万立方メートルで、東京ドーム約8.6杯分。逃げ場を失った大量の水は、成田市など、周辺の広範囲に流れ込みました。

薬のため、ボートで自宅に戻った人もいました。

ボートで自宅に
「(Q.お薬はご自身の)いや、おっかぁの。血圧とか、そういうの。(Q.濡れているがどういう状態)浮いていた。バラバラになってた。(Q.自宅の中で浮いていた)そうそう」


■土砂流入 連休明けも休校

台風25号の影響は、連休明けの生活にも及んでいます。

生徒数約270人という千葉県市原市の公立中学校。
自転車置き場の裏手に広がる斜面が崩れました。
本来なら、24日から学校再開の予定でしたが、休校としました。

教育委員会教育総務課 加藤正和課長
「(Q.学校再開のためにはどういったステップが)まずは、落ちてきたがれきなどをどかしてみて、そのなかで、安全と判断ができるか見たうえで、決めていくしかない」

生徒に危険がないよう、安全な動線を確保するなどして、対応するということです。


■10人死亡 約2万軒で停電続く

各地で相次いだ土砂崩れ。
千葉県と神奈川県では、23日も捜索活動が行われました。

台風25号による死者は、千葉県で7人、神奈川県で3人の合わせて10人となりました。行方不明は、それぞれ2人となっています。

東京電力管内では、依然、停電が解消されていません。そのほとんどは千葉県で、午後9時現在、約2万軒。
市原市に住む男性(80)の自宅でも停電が続いています。

柴田近次さん
「(Q.いつから停電)月曜の夜から」

病院で見たニュースで、被害の状況を知ったそうです。

柴田近次さん
「(Q.千葉の状態を知って)(豪雨被害は)前回よりひどいなと。(Q.復旧が長期化したら何が怖い)食事が、一番、大変。冷蔵庫もつかなくて、今朝、知り合いに冷凍物を全部、預けた」

避難所までは徒歩で30分かかるため、気を遣わずにすむと自宅に残ることにしました。エアコンも使えないため、蒸し暑いなか、不安な夜を過ごします。


■なぜ、印旛沼は決壊したのでしょうか。

印旛沼は、かつて“あばれ沼”と呼ばれ、多くの災害を引き起こしてきました。

印旛沼を管理する水資源機構によりますと、1963年、治水を目的として開発事業が始まり、現在は、洪水を防ぐための調整池としての役割を担っています。また、水道水や農業用水、工業用水などに利用されています。

水量が増えたときには、ポンプを使って、東京湾や利根川に排水することで、印旛沼周辺の洪水被害を防いでいます。印旛沼から東京湾に向かうルートに標高が高い場所があるため、ポンプで水を吸い上げ、東京湾に放流します。洪水時は、印旛沼より利根川の水位が高くなるため、ポンプで排水する必要があります。

水資源機構によりますと、これまでに印旛沼2杯分以上の水を排水したそうですが、それでも、なぜ堤防が決壊して浸水が起きたのか、担当者に聞きました。

印旛沼の水位ですが、5~8月は、水位を基準点から2.5メートル、9月~翌年4月までは2.3メートルと決めているといいます。

雨の状況と印旛沼の水位の変化を表したグラフです。
雨が降り始めた20日朝の時点では、基準点からの平均水位は2.03メートルです。大雨に備え、17日夜から排水を続けていましたが、雨は降り続け、22日午前4時時点で平均水位は4.93メートルになりました。場所によっては、最高水位が5.04メートルを記録した地点もあります。これは、1968年に管理を開始して以来、最高の水位です。

23日午後9時時点で、水位は4メートル以下に下がっていますが、周辺の川などからまだ印旛沼に水が入っている状況で、ポンプによる排水を続けています。

堤防が決壊した理由について、水資源機構は「雨量が印旛沼の許容量を超えてしまった。また、8月の千葉豪雨以降、雨が続いていて、印旛沼周辺の地面にも染み込み、すでに飽和状態だった。染み込んだ水で堤防がもろくなったのか、越水の圧力によるものなのか、調査してみないとわからない」としています。

堤防の復旧作業について、千葉県の担当者は「水位が下がれば国と協力して復旧作業を行うが、 どこまで水位が下がったら作業を始めるかなど、詳細は決まっていない」といいます。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp