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“政敵”AI規制で異例の共闘…トランプ氏は対中競争を最優先 AIは人類を滅ぼすのか【報道ステーション】(2026年9月16日)

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“政敵”AI規制で異例の共闘…トランプ氏は対中競争を最優先 AIは人類を滅ぼすのか【報道ステーション】(2026年9月16日)
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「AIが人類を滅ぼしかねない」と研究者が訴えて以降、開発の停止や規制を求める声が日に日に大きくなり、業界全体に広がりをみせています。

AIが人類に及ぼしている影響。その一端が垣間見えるのが、カリフォルニア州にある学校です。

鈴木大二朗記者
「いま、生徒たちが次々と電柱を模した木を登って行きます。このクラスでは、電気工事士の資格を取るための、実践的な訓練が行われています」

AIの導入が進むアメリカでは、オフィスワークなどの雇用が減少する一方で、技能工の給与が上昇。特に、データセンターの建設が相次ぐカリフォルニア州などでは、電気工事士の年収が3000万円を超えるそうです。

訓練生(39)
「電気工事は、AIにはできない人間の仕事だ。AIに実際の工事を学習させたり、電柱に登らせたりするのは、まだ無理だろう」

AI脅威論のフェーズは、最近一気に跳ね上がりました。本来、相容れることのない2人が、共闘することになったのもそのためです。
かつてトランプ大統領の腹心であり、保守強硬派の論客、スティーブン・バノン氏。かたや、トランプ大統領が忌み嫌う急進左派の筆頭株、バーニー・サンダース上院議員。

バーニー・サンダース上院議員
「AIが人類の知性を超越すれば、この技術は人間の制御を離れ、壊滅的な結果を招きかねない」

スティーブン・バノン氏
「AIの危険性は、サンダース議員の指摘通りだ。特異な問題を前に、党派を越えねばならない。脅威には共闘して、歴史の分岐点に対処せねばならない」

同じ集会に登場することすら異例の2人が、口をそろえて、AI開発の停止と規制を訴えました。

研究者が「AIの進化が人類滅亡をもたらすかもしれない」と訴えたのが1週間ほど前のこと。その後、AI開発企業の巨頭、アンソロピックのCEOが呼応し、開発スピードの減速を訴えたことで、事態の深刻さが世界中に広がりました。

アンソロピック ダリオ・アモデイCEO
「この数カ月間で、我々は、AIで次世代モデルを作る開発サイクルを一気に確立させました。想像を上回るペースで変化が起きています。作っているモノ自体が悪いのではなく、開発ペースを緩めないと、過ちを犯すでしょう。ペースを落として、適切な対処が必要なのです」

この訴えに、ライバルのオープンAIのCEOや、イーロン・マスク氏など、賛同を表明する声が次々と上がり始めました。

それが、この人は気に入りません。

アメリカ トランプ大統領
「本来、問題にしなくていいことを、騒ぎ立てている人たちがいる。我々は、AIで中国をリードし、世界最先端の技術がある。AIを制する者は勝者となる」

大国による覇権争いが、人類の生命を脅かす。数十年前、同様の警鐘が鳴らされた際、両大国は手を結ぶことができました。しかし、来週、予定されている米中首脳会談において、そのような歩み寄りが実現するかは未知数です。

バーニー・サンダース上院議員
「民主・共和どちらの主導下でも、議会は、この問題に怠慢で、大統領の無知ぶりにいたっては目も当てられない。人類の未来がかかる今、必要なのは業界自主基準ではなく、法的拘束力のある国際安全基準だ。米中のリーダーが結束すべき歴史的局面を迎えていて、超知能AIの開発を地球規模で止めねばならない」

一方、バノン氏は、開発速度の規制では同意見ですが、規制方法については、全く異なる主張をしています。

スティーブン・バノン氏
「法案化は煩雑で時間がかかるので、“大統領令”で対処すべきだ。技術や可能性の複雑さ以上に、AIには、底知れぬ巨大リスクが潜んでいる。中国共産党に振り回されたり、中国に負けじと進めるよりも、今すぐにAI業界のすべてから中国共産党を切り離し、排除すべきだ」

AI開発を推し進めるか、立ち止まるか。

アンソロピック ダリオ・アモデイCEO
「開発を遅らせれば、危険な勢力に主導権を奪われ、致命的な事態に陥る確率は、極めて高くなるでしょう。最悪なのは、AIモデルに欠陥が生じても、時間に追われ、問題を放置して、開発を強行することです」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2026
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp